KHS P20RAC オリジナルカスタムミニベロ
フレームセットから少しずつパーツを集め完成させていったKHS P20RAC。
トップ&ダウンチューブ、ヘッド&シートチューブの前三角がアルミ、
シートステーがクロモリ、チェーンステーとフォークがカーボン、
というごった煮スタイルがKHS P20RAC。
それを輪行をイメージしてなるべく軽いパーツにて組み上げました。
KHSにはPシリーズと呼ばれる分割タイプとFシリーズと呼ばれるフレーム中央で折れる
折りたたみモデルがあります。
Pシリーズはハンドルポストとシートポスト、前輪を外して分割・輪行が可能。
イメージとしてはギターケースのような幅はないが平べったい形になります。
そのせいか、ブリジストンモールトンやタイレル、ジャイアントのイディオムなんかと
比べると、走り系ミニベロにしてはホイールベースが短め。
個人的にはコンパクトさがあって可愛らしく気に入っているところです。
組み上げたコンポは下記になります。
DAHON kinetix proホイール
シュワルベコジャック(前) シュワルベデュラノ(後ろ)
ストロングライト プルシオンクランク
DURA ACE7700ボトムブラケット
パワーツール56Tチェーンリング
三ヶ嶋ペダル
ブレーキオフセットパーツ
トムソン エリートシートポスト
バイクフライデー分割式Hハンドル
セラロイヤル サドル
ケーンクリーク ブレーキレバー
SRAM REDリアディレーラー
SRAMバーエンドコントローラー
KMCチェーン
TOKENシートクランプ
RIDEAクイックリリース
デダステム
ざっとこんな感じです。
もろもろオプションを外した重量が7.8キロくらい。
耐久力はあまりないが、抜群の回転性能を誇るアメリカンクラシックハブで組まれてい
るDAHON kinetix proホイールは、ロードバイクなどと比べ必然的に回転数が増える小
径車だととても走りが軽くなります。
聞くところによるとカーボンのバトンホイールのバトン?(スポーク)一本と通常のス
ポーク一本の空気抵抗が同じだとか。
そんなわけで体感的にもスポーク数が少ないDAHON kinetix proホイールは軽快な走り。
我が家にある南部鉄器のフライパンに似た、ストロングライトプルシオンもかなり軽
く、剛性もあり(のんびり走ることが多いので実感はあんまりないけど)、見た目が非
常に好みです。
文字が削れてしまっているので、いつか磨きなおしてクリアをかけたい。
その他、ブルホーンハンドルのように使いつつも、手前寄りで変速したかったので、バ
イクフライデーより販売しているHハンドルを使っています。
分割機構があるけど使ってはいない。
ワンバイエスのキャリパーブレーキは軽量ブレーキの中ではそこそこ安いかな。
ただロングアーチでないとタイヤに届かなかったので、BOMAのオフセットブレーキシューを使用。
剛性はそこまでないので、下りでスピードが出ている時は少し不安です。
話は変わるがKHSの社長は後ろ乗りを極めたい人だそうで、シートチューブがかなり寝
ています。
この辺は最近のKHSのファットバイクにも共通している。
次回に続く